年増のおひなさま Category: 家族の風景
Posted at 07/03/03 PermaLink» Comment(6)» Trackback(0)»
昨日、幼稚園でもらった、小さな小さなひなあられを、
大切に握りしめて帰ってきた天然クン。
(一方の頑張ルンのクラスは、どういうワケか
先生が配るのを忘れられた…とのことだったのだが。)
「お母さん、これ、一緒に食べようね。
ウチって、雛、お母さんだけだから、
みんなで分けたあと、残ったら、お母さんにあげる。」
そう言って握りしめている、和紙っぽい小袋は、
既に、少し、ヨレっとしている。
きっと、居残りの間も、握りしめていたのだろう。(笑)
ひとつのモノもみんなで…ってな強妻頑母流が、
子供たちに浸透してきたことは、嬉しい。
さて。
ウチに帰ってからも、その小袋を大切に握りしめ、母が
予定が長引き、帰宅時間が7時を過ぎたことにイラッとし、
米をといでいる間にも、野菜を切っている間にも
豚肉に焼き色をつけ、砂糖だのショウガだの醤油だのを加え、
今日こそは、要らない味付けなどさせるモノか…などと
企んでいる間、ずーーっと後をついてくる、天然クン。
「ねぇ、母さん、ひなあられ、今、食べる?」
「ねぇ、母さん、これ、いつ食べる?」
あんまり、しつこい何度も誘ってくれるモノだから、
「天然クン、それって、明日食べるんじゃないの?
だいたい、最初に、なっちゃんにあげるでしょ。」
と、不思議クンに、冷たく言い放たれることになった。
「あ、そっか、なっちゃんね。」
…と言って、和室に向かおうとした天然クンだったが、
既に、若干…いや、かなり薄汚れた感のあるソレを
お供えするのも、どうだかな〜と思い、
「ああ、なっちゃんのは、母さんが買ってきたから、
母さんのパソコンのところに置いてくれない?」
と、やんわり拒否すると、
「うん、母さんのパソコンの所ね。」
と、嬉しそうな声が、壁の向こうに消えたのもつかの間…。
またすぐに戻ってきて、
「ねぇ、明日のいつごろ、食べる?」
と言い続けていた、我が家の末っ子である。
さて…、そんな、本日のひな祭り。
最近、休日は殆ど週一になってしまったダディは、仕事。
久々に、家事雑事をしながら、子供たちの会話に耳を傾ける。
「兄ちゃん、あのね、幼稚園にダメな歌、歌う人いるよ。」
ブロックをしながら、天然クンが兄に訴える。
「ダメな歌?」
「うん、ひなの歌を、ダメ歌にして歌うの。」
「どんな?」
「♪明かりをつけましょ爆弾に〜
ドカンと一発ハゲ頭〜♪…って。」
「ダメじゃん! あり得ないでしょ。」
と、顔をしかめる兄と、ほぼ同時に、
不意を突かれ、もう少しで、吹き出しそうになる母。
いるいる、いるよね〜、そういう風に歌う子。
そう言うの好きでないよ…って育ててきた甲斐あって、
子供たちは、「信じられない!」って感じなのに、
自分がウケるなんて…と反省しつつ、聞いていると。
「だいたいね、爆弾って、ダメでしょ。
爆弾爆発したら、死…天国に行くでしょ。
そんなこと言っちゃ、おかあさんが、悲しむよね。
死…天国にいったら、もう、会えないのにね〜。」
と、天然クンが力説している。
実は、天然クンは天然クンなりの、独特の感受性をもつ。
彼は、絶対に「死」という言葉を使わない。
ワタシが「死」や「命」に、敏感なのを知っているからだ。
ま、他の子も、生死については、年齢以上に理解していて、
ワタシの具合が悪くなったりすると、異常反応する3兄弟だ。
ソレも、どんなもんだろう?
中でも、特に天然クンは、生死について敏感である。
そんな彼の大嫌いなテレビ番組は、
「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」
リモコン操作を誤って、コレが画面に出てこようものなら、
「コレ、怖〜い。止めて、止めて!」と、泣き出してしまう。
時々、内容によっては、ちょっと見ておきたい日もあって
そんな日は、ひとり両手で耳をふさぎ、ワタシの膝に顔を埋めて
涙いっぱいに、時の過ぎるのを待つ天然クンなのだ。
そういえば、以前、道路に飛び出し、ひどく叱った時も、
「今、車にぶつかったら、どうなってると思うのよ!」
というワタシに、泣きじゃくりながら、
「ぶつかったら、死もう、会えなくなるぅ〜。
死天国に行くようになるぅ〜、ごめんなさ〜い〜。」
と、言っていた彼。
「死」という言葉は、母さんが悲しむと思い、
必ず、「天国に行くこと。」と言い換える天然クンを、
いつかどこかで、少し修正してやらなくちゃなぁ…
と思っている強妻頑母である。
そう言えば、天然クンは、他の言葉もそうだ。
人を傷つける言葉は、ワタシが、
「そう言う言葉は、好きじゃないなぁ。」
と言うので、絶対に使わなくなる。
兄2人も、天然クンほどではないものの、そういう傾向。
母の想い以上に、あまりにそれが徹底されているので、
最近、思うところあって、わざと、タブー言葉を使ってみる。
どれも、他の子供たちは、日常で使っている程度の言葉だ。
だが、母の微かな心配など、全く知らない子供たちに
「母さん、下品!」
と、突っ込まれてしまう、今日この頃。
下品だなんて、どこで覚えてきた言葉だ?
しかも、時々は、
「母さん、それはひどいオトコの言い方じゃん。」
…と言われることもある。
…特に運転中。
そんなことを考えながら、また、会話を聞く。
更に、兄に、ひな祭りの歌について訴えている弟が言う。
「ひな祭りの歌、間違って歌う人が多いんだよ。
ボクね、歌を間違って歌うの、嫌なんだよね。」
確かに、歌好きの天然クンは、(こんなカンジですが、)
コブクロだの、オレンジレンジだの、平井堅だの…てな、
大人歌はともかく、子供の歌の歌詞アレンジはない。
しかも微妙なメロディーラインも、母さんとイイ勝負。
(ちなみに、最近、彼がよく歌っているのは、
FUNKY MONKEY BABYSの「Lovin'Life」である。)
一方、彼の訴えを聞いている不思議クンは、
いちばん丁寧に胎教したにもかかわらず、超音痴で、
幼稚園で習う歌は、意味不明の歌詞ばかりだった。
その不思議クンが、天然クンに
「学校じゃ、音楽の時間に歌を間違うとダメだよ。
音楽の先生、ふざけると、結構、厳しいよ。」
などと、まだ見ぬ小学校生活を、小出しに語る。
あのぉ、もしもし…。
そう言うあなたも、ひな祭りの歌で
母さんに、コーヒーを吹き出させたこと
あるんですけどね。
アレは、確か、年中の今頃だったと思う。
強妻頑母、(ちょっとお行儀悪いんだけど)
コーヒーを飲みながら、キッチンで食事の用意をしてたら
やっぱり同じように、リビングで遊びつつ歌っていた
当時の不思議クン。
「♪あかりをつけましょ、ボンボンに〜
おはなをあげましょ もものはな〜
びょ〜にんばやしの ふえだいこ〜ん
きょうはたのしい ひなまつり〜…♪」
もう、どこでコーヒー吐いたか、お解りですね。
しかも、洗っていた野菜か何かの上に…。
「病人囃子の笛大根…」って何ですか?
ああ、久々に思い出したわ。(笑)
こんな、本日…ひなまつりの午後のひととき。
こんなものを作ってみた。
意外と…いや、思っていたよりず〜っと簡単だった。
桜の葉は、50枚入りしか無かったので買わなかったけど、
こんなに簡単だったら、おやつの定番にするとして、
買っておいても良かったな〜…と思ったほど。
桜餅といえば、この道明寺の関西風の方が好き。
紅麹でほんのりピンク色にしたんだけど、
白いままでも、桜の花が栄えてよかったかもね。
和菓子好きの我が家の男子、あっという間に
しかも、なんと、2つずつ食らう。
ってか、その前に、死ぬほど大盛りちらし寿司を食べ、
しかも、昼ご飯のパスタも死ぬほど大盛りだったのに…。
いったい、その小さなカラダの、どこまでが胃袋なの??
明らかに、小食でもない母さんより沢山食べる3兄弟。
そんなわけで、母は、もうダメ…これ以上食べたら、
絶対に、死んじゃデブになる〜…と思っていると、
そこへ、明らかにヨレヨレになった例の袋を持って
満面の笑みの天然クンが登場!
「ねぇ、もう、食べても良いよね…コレ。」
そう言って小袋をハサミで開け、桜餅の小皿に
大切そうに、そ〜〜〜っと、出してみる。
「イチ、ニ、サン、シ…。ああ、わかんないや。
一人ずつ、あ〜〜〜んして!」
そういって、家族5人が2回ずつ、あ〜んしてもらい、
母さんは、更に残っった2粒も、女の子だから…と
口の中へ入れてもらった。
ちなみに、ダディからもお菓子のお土産があった。
…ってな、そんな、我が家のひなまつり。
…てか、ワタシって、子供か?
いやいや…みんな、サンキュね!
☆お断り☆
このエントリーは、仕上げたものの、
夜中に、ひとりで画像貼り付けが出来ませんでしたので
記事の日付と、実際の公開日時がズレております。
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"年増のおひなさま"へのコメント
CommentData » Posted by ibu at 07/03/04
>ウチで雛はお母さんだけだから・・・
という天然クンの言葉、いいですねえ。
雛はヒナ・・・いくつになっても変わらないでしょう。
お祝いしてもらえてうらやましいなあ。
道明寺餅、私も大好きで、昔はよく手作りしました。
和菓子屋さんで桜の皮をわけてもらったこともあります。
ヒナあられもきっとおいしかったことでしょうね。
CommentData » Posted by みーこ改めkam at 07/03/05
病人囃子の笛大根〜♪(爆笑)不思議クン、最高ですね!!
天然クンが、皆に分けてあげたくて、ずーっとひなあられをにぎっていたというのもとっても微笑ましいです。強妻優しいココロが育ってますね。
桜餅、とってもオシャレ!我が家は寿司屋のおかみさんを真似て、ひし餅型寿司を作ってみました☆
ちなみに我が家の雛人形は、ワタシが祖父母が贈られたモノです。あちこち傷んできてますが、愛着があります。あ、でも早く片付けないと!
それと、HNですがkamに変更いたしました。よろしくお願いします☆
CommentData » Posted by みーこ改めkam at 07/03/05
マムさん、ごめんなさい。>強妻優しい心が…
になってました(;^_^A
強妻頑母流が根付いて…って書きたかったんです。すみません。
CommentData » Posted by アンティーク・マム at 07/03/06
☆ibuさん
言われたときは笑ったけど、でも、嬉しかったです。
あ、ibuさんも道明寺派なんですね、美味しいですよね。
そっか、和菓子屋さんで分けてもらうって言う手もあったかも…。
でも、そういう和菓子屋さんも、なくなりましたよね。
ひなあられはね…ココだけの話、袋同様、崩れかかってました。(笑)
☆kamさん
いつも、温かいコメントをありがとう。
HN変更されたんですね。了解しました。
あ、病人囃子、ウケていただけました?(笑)
子供って、いったい何をいいだすやら…この頃は本当に口が達者になり、いつも笑ったりムッとしたりさせられています。
雛人形、大切になさってるんですね。
イイお話を聞かせてくれて、どうもありがとう…ジーンとしました。
あ、kamさんもサイトをお持ちだったら、教えて下さいね。
HNを変えられたので、もしや…と思ったものですから。
CommentData » Posted by kam at 07/03/06
こちらこそ、お忙しいのにいつもコメントのお返事をくださってありがとうございます。
わ、マムさんするどい!!
ずっとブログに興味があったのですが、今年に入ってからmixi内にて日記を始めました(o^o^o)
もしマムさんが入ってらっしゃったら、是非よろしくお願いします☆ 友人のみ公開になってますので、よかったらマイミクお願いしますね。
CommentData » Posted by アンティーク・マム at 07/03/10
☆kamさん
やっぱりそうですか。
あ、でも、ワタシ、mixiが、マイミクが、何なのかさっぱり解りませぇん。
意外と知らないことが多い(多すぎる)ワタシです。