子供のウソをどう見るか…。  Category: カタル…

Posted at 06/07/31 Comment(7)» Trackback(1)»

6月のある日、このブログにコメントを残してくれた
『ちまちま☆のんびりと〜♪』ほっぺかかさん。
かかさんは、なんと1ヵ月もかけて、全記事を読んで下さったとの事で
強妻頑母、大変驚き、感謝感激してしまいました。
ダラダラと、長い記事ばかりで、さぞ、お疲れになったことでしょう。
ほんとうに、ありがとうございました。

さて、このほっぺかかさんのところで、娘さんのウソに関する記事
拝見したので、少し書いてみようかな…と言うわけでして。

なお、コレは、強妻頑母の、全く個人的意見であります。
子供のウソを、肯定したり、推奨したり、賞賛したり…
そういうつもりは、全くございません。
予め、ご了承いただきたく、お願いします。



子供がウソをついた事を知ったときとき、親ならばやはり、
いくらかのショックを受けるだろう。
そして、我が子の事が解からなくなったり、他の事まで疑ったり、
自分の事を責めたり、母親の自信をなくしたり…。
多かれ少なかれ、そういう経験があるのではないだろうか。


少し前のこと、ウチの頑張ルンは、ウソや隠し事が、本当に多かった。

「誰がやったの?」と聞くと、全員が「ボクじゃない。」と言う。
いつも、いつも、誰がやったのかわからない…そんなことが続いた。

それは、わざと破ったであろう本だったり、
花や新芽が、全てちぎり取られた庭木であったり、
丸めて捨てられた、大量の折り紙であったり…。

そんなことだったので、叱るつもりで聞いていたわけではなく、
ちょっと、注意したかっただけ。

それは、どう見ても、ストレス解消的行為にしか見えなかった。
そして、その当時、それが思い当たるのは、頑張ルンしか居なかった。

下の2人が小さい時、不思議クンはよく、パニック状態になったから、
その間、2人をかまってなど居られなかった。
少し成長の早かった頑張ルンが、天然クンの面倒を見ていた。
彼の存在は、大いに役立ったし、ワタシも頼りにした。
…それがいけなかった。
彼は、褒められたいが為に、いつもいつも、頑張り続けた。
そして、そういう彼を、不思議クンは快く思わなかったのだ。
その時既に、頑張ルンの成長は、不思議クンに追いついていた。
そして、不思議クンは、天然クンばかりを可愛がるようになった。

誰がやったのか判らない出来事が起きたのは、その頃だったのだ。
いつの間にかワタシは、頑張ルンを監視するようになっていた。
当然、程なく、誰がやったのか、明らかになった。

最初はもちろん、“叱る”などという余裕はなく、
ウソを何度も繰り返した事、隠し通した行為を、感情的に怒った。
だが、怒っても、叱っても、彼は変らなかった。
厳しすぎるのが良くないのかと、イロイロ試したが上手く行かない。
やっぱり彼は変らなかった。

ワタシは、仕方なく、カズ先生に相談した。


先生は、笑ってこう言われた。
「そのウソ、かなり困ったウソですか?」
ワタシは、一瞬、面食らった。
「いえ、ああ…困るって言うか…。ウソが嫌なんです。」
「子供はウソをつきますよ。成長した証拠です。
まあ、ウソといっても、イロイロありますけどね。」

「はぁ…。」

先生は、ご自分のウチの例をあげられた。
下のお嬢さんが、手を洗ったかどうか確認すると、必ず「洗った。」
と言うそうなのだ。

「洗ってないんですけどね…アハハ。」
「それで、どうされるんですか?」
『あ、そう…でも、もう一回洗う?』と言うと、『うん』と言って、
だいたい洗いますよ。
だって、洗ってないこと、自分で判ってるわけですから。」

「それで、いいんですか?」
「いいんじゃないでしょうか。
…要するに、手を洗わせたい訳ですから。
ボクの目的は、果たせているわけです。」


ワタシは、どうしても、納得できなかった。
「はぁ…。でも、ウソがクセになりませんか?
成功例を作る事って、良い結果を生まない気がしますけど…。」


ワタシがそう言うのを、最初から知っていたかのように、
先生が話をされた。


ウソは、大きく2つに分けられるという。
『自分(人)を守るウソ』『人を傷つけるウソ』

『自分(人)を守るウソ』は、必ずしも悪いものではない。
大人だって、使いこなしていると言うのだ。
“嘘も方便”と言うものも、コチラに含まれるのだろう。
先生のお嬢さんのウソも、頑張ルンのウソも、“人を傷つけていない”
解釈すれば、コチラになるのだろう。
それから、都合が悪い事を言わないとか、ごまかすとかいうのも、
コチラに属するのだろう。

もちろん、ワタシにも、そういう状況はある。
…いや、ウチの中と外の差を考えたら…嘘だらけである。

だが、『人を傷つけるウソ』は、やはり使って欲しくない。
その時は、キチンとした説明をしなくてはならない。
そのためには、やはり、普段からウソをついているかどうかを
見極める必要があるのだ。
やはり、子供をよく理解して見ておく事が、大切なのである。

さらに、前者の害のないウソについても、ときどきは
(ホントは知ってるのよぉ〜)サインを出しておくと、良いそう。
あ、でも、あくまでもさりげなく、そして、ときどき…。
本人が、少しバツが悪くなる程度だ。
コレが過ぎると、もっと隠すようになったり…などという心配もある。


ココまで、話して頂いたところで、ワタシは聞いてみた。

「先生、ワタシ、ウソと本当を見極める自信がないんですけど。
本当なのに、間違って問い詰めたりすると、親を信じられなくなったり
しないものでしょうか。」

「うん、見極めるのが大切なんだけどね。簡単な方法、ありますよ。」

…で、教えてもらった、『簡単な方法』
コレは、素人にもできるくらいだから、完璧ではない。
シロクロはっきり…と言うほど判らない子もいるようだ。
だから、参考程度にしていただきたい。
ちなみに、我が家の場合は、超素直な天然クンが、ハッキリしていた。

まず最初に、子供が思い出すときに見上げる方向を、確かめておく。
一般的に、過去を思い出すときは、右上を見上げる人が多いそうだ。
反対に、左上の人もいるから、普段から何度か、確認しておく事。
「おとといの夕食って何と何だったっけ…。」とか、
「去年の誕生日プレゼント、誰から何をもらったんだっけ?」という、
答えのはっきりしている質問をした時、どっちを見上げて思い出すか
確かめておくのだ。
その方向がはっきり判ったら、そっちが『過去を思い出すとき』
その逆は、『答えを考えるとき』なのだそうだ。

ウソをつくというのは、答えを考える(作る)わけだから、
思い出す時と逆方向を見る…というわけ。


もちろん、ド素人であるワタシ達母親には、プロのような判定は
出来ないかも知れない。
でもコレ、そんな事抜きに、一度やってみると、面白い。
そして、そのパターンを知っているというだけで、何となく心強い。

あ、誰?「ダンナに使おう。」って言ったのは?

ちなみに、この方法、我が家にはとても効果的だった。
と言うのも、頑張ルンは結果が微妙で、判りにくい事もあった。
だから、ワタシが(どっちかな…?)と、じーっと見る
すると、頑張ルンの、ウソをつく緊張感も、MAXになるようで、
「あ、ええっと、う〜ん。どうだったっけ?
ボクじゃ…ない…と…思うんだけど…。わかんなくなった。」

てな具合になったのだ。
あとは、さりげなく、先生のお宅同様の対応をしてみた。

同時に、頑張ルンに対して、ココロのサポートをしていった。
抱きしめる、手をつなぐという、スキンシップを増やしたり、
話をよく聞いたり
することを心がけた。

それから、ウソをついているときを避けて“ウソ”について話をした。
もちろん、『ウソ=罪』という事ではなく、
ウソをつくときの後味の悪さとか、ウソがばれた時の気まずさとか
信じている相手を傷つけること、いつバレるかと思い、いつまでも
ドキドキしなければならないことなどを、少しずつ話した。

そして、もうもうひとつ。
「ウソが誰にもバレなくても、神様はちゃんと知ってるよ。
誰も見てなくても、神様はちゃんと見てるよ。」

と言ってある。

頑張ルンのウソは、少しずつ減ってきた。
同時に、ストレス解消的行為は、ほとんど見られなくなった。
だが、ウソやごまかしが、全くないという訳ではない。
最近では、良いか悪いか、見極めも難しいこともある。
今だ、観察中である。



子供が成長するにつれて、全てを把握することは不可能になる。
そして、子供がある程度、社会性を身につけたとき、
どういう形であれ、ウソを覚えていくのだろう。
もちろん、ウソをつくのが良い事だとは、言わない
だが、親が子供に守って欲しい人間性と社会性を極端に外れない限り
時には、見守る事も必要なのかも知れない。
むしろ、その時ワタシ達は、彼らのウソの原因や背景、その時の心情
知ることの方が、大切なのではないのか。

子供のウソに遭遇した時、親がしなければならないのは、
『犯人探し』でも、『責め立てて、白状させること』でもない。
ウソをついたという、その事実だけに固執していると、
その後ろに隠れた、もっと大きな問題を見逃してしまう可能性
あるかもしれない。


だいたい、子供に「ウソは絶対にダメ!」と教えて育てたところで、
「大人なんて、嘘ばっかりじゃん。」と言われるようでは
オハナシにならないのだよ、そこのアナタ。



余談だが、我が家の不思議クンは、ウソがつけない。
困ったときは、「わからない。」「忘れた。」「知らない。」
…という答えになり、こちらからは判りにくい。
聞きなおすとパニックになる時は、何かを隠している事が多い。
天然クンは、今のところ、ウソが全くつけない。
頑張ルンと比べると、まだまだ幼いのだ。
すぐに白状してしまうし、隠し事も全く出来ない。
「ヒミツ」をしゃべっては、よく兄たちに怒られている。
確かにこの2人、コレはコレで困るのではないだろうか。


子育ては、本当に奥が深く、難しい。
だからこそ、面白いし、やりがいもある。
そして、『やった人』を『やらなかった人』との結果の差は、
何年後か、何十年後か…どこかで、必ず出てくるものだ。

『ウソ』に関しては、強妻頑母も、全力で取り組んでいる課題である。
これからまた、方針が変ることもあるかもしれない。
ほっぺかかさんも、あまり深刻に考えずに、これからもお子さんを
しっかり見守ってあげて欲しいと思う、ワタシである。

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真相は

from ちまちま☆のんびりと〜♪ at 06/08/01

以前、ココで皆さんにイロイロとアドバイスいただいたあの事件。。。。『ほっぺの前髪』の件です。本当のことが分かったのです。ここに「本当のこと」と書いたことで、あれが「本当ではない」とお気づきですネ・・・。この前の、ダーリンの休みの時に家庭訪問が。ず〜〜〜っ

"子供のウソをどう見るか…。"へのコメント

CommentData » Posted by すきやき at 06/07/31

TITLE:
私は子供の嘘は、成長の一つと考えて、ほっときました。
ただ、「ママが真剣に、本当の事を聞きたいときは、嘘ついちゃだめなんだよ・・・」
って、言うことだけは、何度も何度も言いました。

大きくなると、ごまかしたいこともあるでしょうし、親に知られたくないこともあると思います。
それは一つの成長の過程だと思っていますので、あまり真剣に考えませんでした(笑)
参考にならなくてすみません。。。

CommentData » Posted by judy at 06/07/31

TITLE:
私も嘘は、大嫌いです。何度声を張り上げた事かwそうなんです。嘘は、絶対だめとか、泥棒のはじまりとか言ってしまいがちですが、大人(自分)も嘘をついている(←必ずしも悪でない嘘)こと、段々バレてきてるし知っているんですよね、子供って。
それでもって極端だと大人になってから、「結局大人って嘘ばっかじゃん」と世の中に背を向けてしまう。何でもダメダメじゃなく、少しずつわかり易く、何度でも教えてあげる事なんだとようやく気づきました。いつもマムさんのコメント、頷きながら読ませていただいてます。

CommentData » Posted by ノア at 06/07/31

TITLE:
すごい方法があるのね!
よし!今度ダンナにやってみよう(笑

優等生の頑張ルンくんにもそんな時期があったのね。いつもいつも仲のいい兄弟だと思っていたから・・・・。
うちもウリンとウサギはちょこちょこすぐにバレるようなウソをつきます。
でも良心がとがめるのか、あとでそーっとホントのことを言いにきたり・・・(懺悔?)
わたしもあまり叱らない。
でも子どものうちは、ちゃんと叱った方がいいんじゃいか、うちは甘いんじゃないかと思っていたので、この記事を読んで、ちょっとホッとしました。

子どもに正直であることの大切さ、楽さを教えるには、親も正直でなくては、ね!
正直は、楽だよ!

CommentData » Posted by ほっぺかか at 06/08/01

TITLE:
ありがとうございました!

先にTBに手をつけてしまい、四苦八苦してしまいました(苦笑)
慣れていないもので、時間がかかってしまい遅くなってしまいました。
明日(今日ですが・・・)あらためてコメントを書きに来ます。

CommentData » Posted by アンティーク・マム at 06/08/01

TITLE:
☆鍵コメさん
そうなんですか、ありがとうございます。
長い記事が多いので、気がすすまないときは、どうぞスルーしてくださいね。
暑くなってきました。
お体には、くれぐれもお気をつけて下さい。

☆すきやきさん
ワタシの母は、うそがダイッキライで、父は、ウソの塊のような人です。
それを見て育ったワタシは、やっぱり、ウソに厳しい…。
でも、自分も思いっきり、嘘つきですぅ。アハハ。

☆judyさん
どんなにごまかしても、子供にもわかってしまうんですよね。
ウソやごまかしが全くない生活なんて、なかなか難しいしね。
『人を傷つけない』…コレが一応の基準になると思っています。

☆ノアさん
やっぱ、そういう人が居たかぁ…(爆)
全く意識していない時に、何度か試すと、面白いよぉ。
ものすごくハッキリ出る人もいますね。
ウソはともかく、あえて言わなかったり、場所や人によって、ごまかしたり…。
そういう事が出来るって、ある意味、社会性だと思うのよ…『臨機応変』ってヤツね。
不思議クンと天然クンは、それが出来ません。

☆ほっぺかかさん
いつも、ありがとう、かかさん。
TB、大変でしたねぇ。
ワタシの場合、TB返しとか、気を遣わなくても、よろしいのよ〜ん!
コメントも、していただける時でいいんです。
読んでいただけるだけで、ありがたいんですから、ホントに。
無理なく、自然体で、お付き合いさせてくださいね。

CommentData » Posted by ほっぺかか at 06/08/01

TITLE: あらためて
ありがとうございました!

はじめ、この記事のタイトルを見たときに、
「わ!私とおんなじだ〜」って思ったのです。(爆)
私が共感できる部分が多くて、一回読んだときは涙でちゃいました。
何度も読み返してゆっくりコメントを。そう思いましたが、うまく書けません〜(汗)

先生のお話にもはっとさせられました。とても参考になりました。
きっと「自分を守るためのウソ」だったんだろうと思いますが、私がもし騒ぎ立てていたら「人を傷つけるウソ」になっていたのかも・・・と思うとぞっとしますが、これからは私の早とちりにならないように、ムスメを見守っていこうと思いました。

ブログとの出会いとマムさんのブログとの出会いにまた一つ、感謝しました♪

CommentData » Posted by アンティーク・マム at 06/08/04

TITLE:
☆ほっぺかかさん
かかさん、勝手に書いちゃって、ごめんねぇ。
でも、かかさんの記事読んでたら、書かずにはいられなかったんです。
ワタシも、この先生には、ずいぶん助けられています。
また、参考になる話があったら、皆さんにご紹介しますね。
頑張りましょう!

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