死を選ぶよりも大切な事  Category: カタル…

Posted at 06/03/20 Comment(9)» Trackback(0)»

学校で教諭から注意、小5男児が帰宅後首つり自殺(読売新聞)

わたしが、最初にこのニュースをテレビで見たとき、親戚の女性が、
学校と先生を激しく非難していた。
「まさか死ぬほど悩んでいたとは思わなかった。学校の対応にも問題がある。
教室を飛び出した後、なぜ連絡をくれなかったのか。
買い物を途中で  やめて自宅に戻っていれば自殺を防げたかもしれない。」

その姿に、複雑な想いを感じたのは、ワタシだけなのだろうか?

ネットで、いろいろな記事も見てみたが、どの記事も、だいたい同じような内容で、
記事で見る限りでは、教師の方に、大きな問題があったとは、思えないのだが…。
たとえ紙の棒であっても、顔にあたったら、どんなケガをするかわからない。
それを注意して、聞かなければ、それなりの対応をされても、
仕方がないのではないか。
いや、もしかしたら、この教師にも、反省すべき点があったのかもしれない。

だが、たとえそうだとして、この少年の方はどうだろう。
少年と教師の折り合いが悪かったようだが、注意されて、ペットボトルを
投げつけて、勝手に自宅に帰った…という行為を、どう見るか。
学校が…と言う前に、小学5年生で、そういう行動はどうなんだろう。
ノートに、担任教師の事を「○○死ね」と書いていたと報道されている。
いや、ワタシが、何よりも許せないのは、彼が、自ら…余りにも簡単に、
命を絶ってしまっている事だ。

コレまでも、命の大切さを書いてきた。
病気や事故でなくなったり、事件に巻き込まれて命を奪われたり…
そういう死と、自殺とは、訳が違う。
自ら命を絶つなんて、どんな事があっても、許されない。
せっかく授かった命だ。
生きようと思っても、生き続けられない人だって、沢山いる。
そして、病気や困難に立ち向かって、必死で生きている人も多い。
ワタシは、自殺と言う行為は、決してあってはならない事だと思っている。
自殺は、どんな理由があろうとも、正当化されるべきではない。

この男児は、死ということをどう考えていたのだろうか。
死をもって、訴えたかった事は、何だろう。
この事件によって、卒業生、同級生…みんながどんな思いをするのか、
少しでも、考えられただろうか?
いや、そんなことよりも、この子は、自分の命を絶つことが、
ご両親にとって、どういうことか、わかっていたのか?
死ぬほどの想いならば、もっと違う方法で、訴えられなかったのか?

この子のご両親は、命の重さを、教えていたのだろうか?
問題が起きたときに、自分なりの解決方法を見つけるよう、教えてきたのか?
わたしには、どうしても、理解できない。

我が家では、常に、命の大切さを教えている。

子供が、車の多いところで、飛び出したら、「危ないでしょ!」の後に、
必ず説明する。
「あなたが、事故をして、ケガをしたり、死んだりしたら、お母さん
どんな気がすると思う? 命を大切にしてちょうだい。」


遊びの中で…たとえば、このオトコの子のような事をしたら、
「もし、目に当たって、目が見えなくなったら、どう?」
そう言って、目を隠す。
「真っ暗…。」こう答える3兄弟に、言っている。
「何も見えなくなったら、二度と、お母さんの顔、見られないのよ。」

そして、将来、死を選びたくなるほどに、悩んだときの為に、
「どんな事があっても、どんなに苦しくても、
お父さんとお母さんは、絶対あなた達の見方だから。
あなた達を絶対守るから、お父さんとお母さんには、
何でも、全部を話してね。 一緒に、いい方法を考えるから。」

と言ってある。

そして、コレは、我が家独自のものなのだけど…。
「お母さんは、みんなに、なっちゃんのように、
先に天国に行って欲しくないの。
これ以上、大切な子供を、失いたくないの。
死ぬって言う事は、二度と会えなくなるってコトなの。
だから、自分の命も、人の命も大切にしてちょうだい。」


だから、3兄弟は、年齢の割には、命の大切さをわかっていると思う。
彼らは、ケンカではもちろん、冗談でも“死”を口にする事はない。
それが、何を意味するのか、きちんと解っているからだ。
以前、ワタシが体の調子が悪く、横になったまま、つい、
「もう、死にそうに…苦しいくて、痛い。」と言ってしまった時、
ベッドの側に来て、「死んだら、だめぇ!」と号泣した、3兄弟である。
もちろん、人に「死ね!」などということは、今のところ考えられない。

ウチのこの躾については、行き過ぎだと、異論のある方もおありだろうが、
どういう方法でアレ、どこのご家庭でも、子供にもっと、命の大切さを
教えて欲しい。
死をもっては、何も解決しないし、何も生れないのだ。
自分の命を大切に出来ない人に、人の命を大切に思うことなど出来ないのだ。

この男児が、こういう解決方法しか選べなかったことを、非常に残念に思う。

生きる事を考えて…ポチッとお願いします。→アクセスランキング2

"死を選ぶよりも大切な事"へのトラックバック

トラックバック先URL

"死を選ぶよりも大切な事"へのコメント

CommentData » Posted by すきやき at 06/03/21

TITLE:
私はいつも子供に
『100人の人がいて、99人の人が、あなたの事を悪いといっても、最後の一人、ママがあなた達を守ってあげる。』と、常に言ってます。そして『ママよりも先に死なないでね。そうしたら、ママも死んじゃうから、二人が死んじゃうことになるんだよ。』って。
あなた達は、ママの命・・・といつも言ってます。二人の娘は、よく分かってるように思います。
今回の事件は、、、死んだら、責められないので、、、なんとも言えませんが、家庭にも問題があったように思えます。

CommentData » Posted by シーサイド at 06/03/21

TITLE:
学校と先生は、責めやすいですからね。
事情はわかりませんが、私は「うわ〜、担任の先生は辛い。立ち直れない」と思ってしまいました。
私も子供には、何があってもまずは生きていてくれ、と言っています。
存在そのものが宝です。

CommentData » Posted by ノア at 06/03/21

TITLE:
今日、おばあちゃんの法要をしました。

身近な人の死を経験したことは、子どもたちにとっては良かったのではないかと思います。
ゲームでは、死んでも死んでもやり直せるのですよ。
でも生きている人間が死んでしまうとそれっきり。
この男の子が、死ぬということをどんなふうに考えていたのかはわかりませんが、簡単すぎるように思います。
わたしたちの命は、先生に叱られたくらいで死んでしまうような、そんな軽いものではないはずなのに。

CommentData » Posted by Kame at 06/03/22

TITLE: 難しいですよね
命の大切さ、どうコドモに教えていこうか
考えさせられる事件でした。
私も同様に、何かしら違和感を覚えたこの事件。
ニュースは今とちょっと前の出来事しか報道されないので、ちっともわかりませんが
生徒さんにも先生にもそれぞれの思いの中の生活があるんですよね。
お互いが気に掛け合うから、衝突があった訳で。
違った和解交渉が出来れば、今、全く違う日々が待っていたのでは?と思うと
何だか寂しく切ないです。

やっぱり自殺は良くない。

CommentData » Posted by アンティーク・マム at 06/03/22

TITLE: コメントありがとうございます。
☆すきやきさん
ああ、同じだ〜! ウチと同じ事、言われてるんですね。
まずは、家族ですよ。
子供が家族にも言えずに、死を選ぶって言うのは…。
やっぱり、家庭に問題はなかったのかと思いますよね。

☆シーサイドさん
そう、子供あってこその親ですものね。
最近は、何でも、先生や学校の責任にするような気が…。

☆ノアさん…かな?
>わたしたちの命は、先生に叱られたくらいで死んでしまうような、
そんな軽いものではないはずなのに。

まさに、そのとおりなんですよ!
命の意味を、教えられていなかったのではと、
思わずには居られませんよね。
核家族が増えて、人の死を経験しない子供が増え、
子供の心が変わった…と言われています。

☆Kameさん
ご訪問、ありがとうございます。
>やっぱり自殺は良くない。
本当ですよね。
もっと、命を大切に想って欲しいと願います。
この先生も同級生も、とても複雑な気持ちでいらっしゃるでしょう。
他に方法はなかったのか…と悔やまれます。

CommentData » Posted by うたの森 at 06/03/22

TITLE:
うちも、かなり厳しいですよ。
命は、お父さん、おじいちゃん、そのまたおじいちゃん、そのまた・・・・・ってずーーっと続いた命の紐を切ってしまう事。本当なら生まれてきたはずの人の命も切ってしまう事。そういうことを、延々と話してきかせてます。
死んだらもうあえなくなるということも、話してます。
今は、命を軽く考える子が多いのはどうしてなんでしょうか・・・・・。

CommentData » Posted by bunga3 at 06/03/23

TITLE: 違和感
を私も持ちました。
お姉さんが、葬儀のときに「そんなに悩んでいたのなら、なぜもっと早く相談してくれなかったの?」と弔辞を読んでいるところをTVで
見ましたが、ちょっとその言葉にびっくりしました。
悩みを相談できなかったから、自殺したんじゃないの?悩んでいるようだと家族は気がつかなかったの?といいたかったですね。
子供の異変に気づいてやれないようなら子育てしてると言えませんよね。
学校よりも家族に問題がありですよ。
我が家の次男は何でも話すので小学校の
頃は、担任の女教師と子供のことについて
ちょっとした衝突をしました。
マムさんはしっかり子育てしてらっしゃるので
感心しています。

CommentData » Posted by まる at 06/03/23

TITLE: ・・・・・・・・・。
小学校5年生、11才の子供が理由は何であろうとも自ら死を選ぶという行為が信じられなかった私。 私はどんな理由があっても、自殺をする人間に同情はできない。
死ぬ気になればなんでもできると思うから。
でも、それは本当の意味で「命の大切さ」を
理解していないとわかない感情なのだろうか。
いじめがあったり、子供同士、対教師で何かあったときに、「誰かのせい」にするのはとても簡単なこと。
遺族に追い討ちをかけるつもりも、非難するつもりもないけれど、この少年の11年はどんなだったのだろうと考えずにはいられません。

CommentData » Posted by アンティーク・マム at 06/03/23

TITLE:
☆うたの森さん
そうだよね…ほんとに、そう。
命って、ずっとずっと、繋がってんだもんね。
ウチの母も、そういう風に育ててくれたので、ワタシも、
一番つらいときにも、自分から死を選ぶことはなかったよ。
今の子は、生きてる実感もないのかな〜。

☆bunga3 さん
良かった…こんな事思うの、変なのかしら、とも思ったけど、
やっぱりオカシイですよね。
だって、子供のこと真剣に見てたら、わかりますよね、
悩んでたかどうかなんて。
分らなかったというのは、それだけの家族だったか、
この子が、命の重さをわからない子だったかですよね。
命さえあれば、また、頑張れるのに。
やり直しだって、再出発だって、何だって出来る。
本当は、命を絶つことより怖いことはないのに…。
ワタシも、子供のためなら、先生だって怖くない…と思います。
頑張ります!

☆まるさん
絶対、許せないよね、自殺。
>私はどんな理由があっても、自殺をする人間に同情はできない。
>死ぬ気になればなんでもできると思うから。
全く、そのとおりだよね!
普段の親子関係は、どうだったんだろうと、思わずには居られない。
私たちが、ズレてるんじゃないよね〜?
…と思ってしまう、今日この頃、空しいです。

"死を選ぶよりも大切な事"へコメントを投稿

上の情報を保存する場合はチェック



>>半角で入力>>

新着トラックバック

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

アクセスランキング

ブログランキングに参加しています。